写真のチカラ
目次
写真には人を動かし、生きる楽しみを与えるチカラがあります。
朝日新聞11月17日朝刊、大阪府内版に紹介されていた91歳女性アマチュア写真家の記事に驚きと感銘を受けました。
記事によると、その女性は、夫を亡くし、ふさぎ込んでいたある日、たまたま立ち寄った写真展で見たあるカメラマンの1枚の写真に心を奪われたことから、自身も写真を撮りたいと思い立ち、夫が残したカメラを使い、そのカメラマンから指導を受けながらこれまで全く経験のなかった写真の撮影し始めたといいます。
このとき70歳。
その後中古のニコンを購入、デジタルではなくフィルムを使い試行錯誤を重ね撮影技術を身につけられたそうです。
カメラを習い初めて4年、2004年にフランスの公募展「ル・サロン展」に応募し3点が入選、05年に1点、さらに08年には3点の入選を果たすなどし、世界で日本で入選作品が展示されました。入賞作品は全てフィルムで撮影したもの。
91歳になった今も「肩肘張らずカメラを続けたい、今が青春だから」、と語っておられる。(朝日新聞記事要約)
一枚の写真が心を動かし、そして写真撮影を力まず感じたまま楽しむことで91歳撮影においてもなお青春と語らせることができるのだ。記事に触れて写真には大きなチカラがあるのだと改めて感じたさせられた内容でした。
写真を使った自分史アルバム作りも、これからの人生を豊かに過ごすことへつながること、写真には大きな力があることを確信した一件です。
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